三井泥炭製造工場と泥炭地

■概要・見所
(工場)沖積島群で形成されてきた北海道の湿原地帯周辺は泥炭の宝庫である。泥炭は石炭とは異なるが、燃料、酒造(ウイスキー用発煙源)、モール温泉源泉として有用である。1cm積層に1千年という歴史地層であるが、豊富な燃料源として全道に分布する。代表的地区は石狩平野、釧路湿原、別海、サロベツ原野等である。豊富町からサロベツ原野海岸へ進と、広大な泥炭地帯(火気厳禁表示)があり、三井系会社2軒が採掘工場を経営している
三井泥炭製造工場と泥炭地の写真

●所在地 天塩郡豊富町
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆