轟鉱山跡

■概要・見所
(鉱山)田中鉱業轟鉱山は、余市岳を境に豊羽鉱山と反対側に位置し、大正6年大規模の住友鴻之舞金山が開鉱される前の人口1,000人の全道一の金山であった。明治39年発見、31年より北海道鉱山で開発、36年に山元産金で青化精錬所を設けた。39年田中鉱業買収。大正12年日量35トン、昭和7年100トン処理の青化精錬所とし、18年金整備令で休山。24年再開するも40年代閉山。現地に坑道、流下式選鉱場、鉱山町遺構が残る。
轟鉱山跡の写真

●所在地 余市郡余市町
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆