篠津運河

■概要・見所
(河川土木)空知穀倉地帯の灌漑には、地帯中心の国道12号線近傍の北海幹線用水路がメインだが、平野の西地区では、新篠津村に中央線で大正時代に篠津運河が作られ、そこから多くの支線で畑地に分水した。この用水路は運河といっても幅は20m近く大きく急流で、すでに中級河川である。この規模は北海道最大である。この灌漑装置により、札沼線沿線の新十津川、篠津、北竜、北、沼田の水田農業地帯の大生産が実現した。
篠津運河の写真

●所在地 石狩郡新篠津村
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆