恵庭森林鉄道遺構

■概要・見所
(鉄道)恵庭市の漁川流域は森林資源に恵まれ、DL牽引の森林鉄道が発達した。最終地はJR恵庭駅にあり、ここの土場に大量の木材が積まれた。森林鉄道は15kmあり、幾つかの高架橋や分岐を経て奥(バケの沢)へ侵入していた。途中、段差のあるギャップがあり、ここに日本でも珍しい、インクラインが掛けられ、木材貨車が釣瓶式に上下した。恵庭市郷土資料館にはこの機関の模型が展示されている。
恵庭森林鉄道遺構の写真

●所在地 恵庭市
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆