小樽市庁舎本館(旧小樽市庁舎)

■概要・見所
 正面中央の6本の付け柱と、柱頭のコリント様式が印象的な建物です。コリント様式とは古代ギリシャの神殿建築に用いられた3つの様式の一つで、華やかな雰囲気を演出します。一方で全体は簡素なデザインでまとめられています。正面入口と腰壁は花崗岩、壁の主要部分はタイル張りです。玄関ホールに入ると、上方に収まるステンドグラスが印象的。
[建設年]1933(昭和8)年[構造]鉄筋コンクリート造3階建
小樽市庁舎本館(旧小樽市庁舎)の写真

●所在地 小樽市花園2丁目12-1
●文化財の指定小樽市指定歴史的建造物
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]市庁舎として使用中
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室