和光荘(旧野口喜一郎宅)

■概要・見所
 道内きっての商港であった小樽には豪邸が所々にあり、重厚な街の雰囲気を醸していました。中でも洋館の代表格が和光荘で、北の誉酒造の経営者野口喜一郎の邸宅でした。この建物は4階建てで、1階ロッジアの奧は食堂。主階は2階で、階段からポーチへ達し、開放的なバルコニーを設けています。設計者の佐立忠雄は、日本郵船(株)小樽支店を設計した佐立七次郎の子息です。
[建設年]1921(大正11)年[構造]木造
和光荘(旧野口喜一郎宅)の写真

●所在地 小樽市潮見台2丁目4-1
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]非公開
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室