函館ヒストリープラザ[旧金森洋物店(市立函館博物館郷土資料館)、(旧金森倉庫1号、2号)など]

■概要・見所
 この地域は明治初期より船場町といわれ、埋め立て造成が盛んに行われてきました。深さも十分なため係船にすぐれ、早くから荷揚げ・倉庫・造船所として発達してきました。この倉庫群は、函館が最も繁栄した明治40年代に建設されたものです。倉庫として使用しながら、半分を「函館ヒストリープラザ」としてショッピングモール、ホール、ギャラリーへと転用したのは、1988(昭和63)年。所有者の英断が、この界隈に再び活気をとり戻しました。鉄筋コンクリート造の建物は、現在も倉庫として使われています。
 [建設年]1909(明治42)年[構造]れんが造1階建
函館ヒストリープラザ[旧金森洋物店(市立函館博物館郷土資料館)、(旧金森倉庫1号、2号)など]の写真

●所在地〒040-0053 函館市末広町
●文化財の指定北海道指定有形文化財、函館市伝統的建造物
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]郷土資料館・ショッピングモールなどとして使用中
●備考 [写真出典]]北海道大学建築史意匠学研究室