函館大手町ハウス(旧浅野セメント函館営業所)

■概要・見所
 木造ながら石造り風の重量感を持たせたデザインの建物です。施工は当時「道内屈指の請負人」と呼ばれ、旧函館区公会堂も手がけた棟梁・村木甚三郎。1990(平成2)年に旧北海道漁業公社函館支社が解散して以降空き家となり老朽化が進んでいましたが、2004(平成16)年より飲食店として活用されています。その際当時の写真をもとに、入口の三連アーチや正面両側のマンサード屋根などの復元が行われました。
[建設年]1918(大正7)年[構造]木造2階建
函館大手町ハウス(旧浅野セメント函館営業所)の写真

●所在地 函館市大手町5-1
●文化財の指定登録有形文化財
●営業・開催・見学情報[公開の状況]カフェとして使用中(現在休業中)
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室