開拓使札幌本庁舎跡および旧北海道庁本庁舎

■概要・見所
 「赤れんが」の名で広く親しまれる旧本庁舎は、様式でいえば、フランスの地方邸館などに見られるネオバロック様式をアメリカ風にアレンジしたものです。設計は北海道庁土木課によるもので、中心的人物の平井晴二郎は、旧手宮機関車庫の設計も手がけています。建物は1909(明治42)年火災に遭い、れんがの壁を除き焼失。1912(明治44)年に復旧しました。1968(昭和43)年開道百年を記念し、中央の塔などが当初の姿に復元されました。
[建設年]1888(明治21)年[構造]れんが造2階建
開拓使札幌本庁舎跡および旧北海道庁本庁舎の写真

●所在地 札幌市中央区北3条西5丁目
●連絡・問合せ先 ・TEL:011-231-4111 
●文化財の指定国指定史跡
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]一般公開
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室