無量寺寛保津波の碑

■概要・見所
 1471(寛保元)年の大島津波溺死者の供養地蔵座像です。台座とも72.7p、幅45.5pで地蔵背中に三個の穴があいています。古老の話に寄れば、背中の三つの穴は犠牲者の遺体を海中から上げるときにヤスで突いて引き上げたことから、その跡を残したものと言われています。台座側面の右には当寺三世栄泉願主称念、台座正面には溺死弧霊寶塔、台座側面左には奥州松前相沼内村延享三丙寅七月十九日と刻まれています。津波犠牲者の七回忌の1746(延享3)年に建立されました。
●所在地〒043-0332 二海郡八雲町熊石相沼町無量寺
●連絡・問合せ先 ・TEL:01398-3-8531 
●その他問合せ先[名称]八雲町教育委員会社会教育課文化財係
[住所]〒049-3112二海郡八雲町末広町154
[TEL]0137-63-3131
●文化財の指定北海道指定有形文化財