日本基督教団名寄教会(旧日本組合教会手塩教会)

■概要・見所
 この教会を建設した小北、西田両一族は、丹波国(現在の京都府と一部の兵庫県)出身のクリスチャンです。彼らは移住後間もなく教会の建設を始めました。教会での信仰は、生活の困難さの中で心の支えとなったでしょう。棟の高い急勾配の切妻屋根、尖りアーチ、厚みのある軒蛇腹など、控えめながら落ち着いた外観をしています。近年はライトアップされ、名寄のシンボルの一つとなっています。また1923(大正12)年から13年にかけて、鉄筋コンクリート造で半地下部分を増築しています。
 [建設年]1909(明治42)年[構造]木造2階建
日本基督教団名寄教会(旧日本組合教会手塩教会)の写真

日本基督教団名寄教会(旧日本組合教会手塩教会)の写真

●所在地〒096-0010 名寄市大通南2丁目
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]教会として使用中
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室
※平成18年3月27日の名寄市・風連町の合併により記載内容に変更のある場合があります。