旧三菱鉱業株式会社美唄砿業所立坑上風坑・下風坑

■概要・見所
 三菱の資本中で道内最大規模の美唄炭鉱は、大正期の出炭量で北海道第2位を誇りました。2基の櫓は、坑内の入気と人員の昇降を行う上風坑と、坑内への排気と運炭を行う下風坑として、別々の役割を果たしました。現在、近代化に伴う工業施設を「産業遺産」として保存・活用する動きが盛んに行われていて、これらはその先駆的な例といえます。
[建設年]1923(大正12)年12月[構造]鉄骨造
旧三菱鉱業株式会社美唄砿業所立坑上風坑・下風坑の写真

●所在地 美唄市一ノ沢(炭鉱メモリアル森林公園内)
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]一般公開
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室