アイヌ古式舞踊

■概要・見所
 アイヌに伝承される民俗芸能は、祖先が生活や信仰の中から生み出した独自のもので、アイヌ文化の推移を物語る貴重な文化遺産です。
 アイヌ古式舞踊は、北海道一円に居住しているアイヌの人々によって伝承されている芸能で、祭祀の祝宴やさまざまな行事に際して踊られるアイヌ独自の信仰に根ざしている歌舞です。その様式にはきわめて古態をとどめているものが数多くあります。
 その内容は、祭祀的性格の強い「剣の舞」「弓の舞」のような儀式舞踊、「鶴の舞」「バッタの舞」のような儀式舞踊、さらには「色男の舞」などの即興性を加味した舞踊があり、いずれも歌(ウポポ)を中心とし、踊りは輪舞(リムセ)を基本として構成されています。
[保護団体]春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会、阿寒アイヌ民族文化保存会
●所在地 釧路市
●その他問合せ先[名称]春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会
[住所]釧路市春採1-12-22

[名称]アイヌ工芸協同組合
[住所]〒085-0467釧路市阿寒町阿寒湖温泉 アイヌ工芸協同組合
[TEL]0454-67-2727
●文化財の指定国指定重要無形民俗文化財
●営業・開催・見学情報 [公開の期日]9・10月、随時