シブノツナイ堅穴住居跡

■概要・見所
 湧別市街から北西約5kmのオホーツク海に面したシブノツナイ湖の北岸段丘上にある、665件の竪穴住居跡です。
 竪穴の形は一辺の長さ約5〜10mの方形で、形成年代は縄文文化期、続縄文文化期のもので、その多くは擦文文化期のものと推定されています。また、竪穴群の北西部にはオホーツク文化期の住居跡、川西遺跡があります。
 深鉢型や高杯型の擦文式土器が最も多く出土しています。石器は少数で、黒曜石の剥片、削器などがあります。
●所在地〒099-6415 紋別郡湧別町川西
●その他問合せ先[名称]湧別町教育委員会(文化センター内)
[住所]〒099-6404紋別郡湧別町栄町219-1
[TEL]01586-5-3132
●文化財の指定北海道指定史跡