苫前町郷土資料館

■概要・見所
 1984(昭和59)年、役場新庁舎の完成に伴い、旧役場庁舎は郷土資料館として改修保存され、苫前の開拓の歴史を多くの人に伝え後世に残すためにオープンしました。
 海から拓けたとままえ、その後農業、林業とともにまちの主産業として大きなウエイトを占めてきました。捕る漁業から育てる漁業へ農林業も大型機械が導入される等、大きな変遷を経て今日ここに至っております。
 ここでは、農林漁業や生活用具を展示し当時を偲ぶことができます。三毛別(三渓)ヒグマ事件大正4年12月9日、10日の両日、町内三毛別(三渓)で冬ごもり前の一頭のヒグマが空腹から凶暴性を発揮し、10人の婦女子を殺傷(7人が殺され、3人が重傷)した事件が発生しました。当時の様相を一部復元し、またヒグマと人間との関わりについても写真や図表を使って紹介しています。
 三毛別ヒグマ事件を題材にして東映が製作したテレビ映画「羆嵐」(三國連太郎主演)を上映しており、希望者はゆっくりと観ることができます。
苫前町郷土資料館の写真

苫前町郷土資料館の写真

●所在地〒078-3701 苫前郡苫前町字苫前393
●連絡・問合せ先 ・TEL:01646-4-2954  ・E-mail:shakaikyoiku@town.tomamae.lg.jp
・URL:http://www.town.tomamae.lg.jp
●施設の構成展示室、体験学習室、特別展示室、収蔵庫、事務室
●展示品・収蔵品農林漁業や生活用具を主に展示巨熊の北海太郎、三渓出身の「渓谷の次郎」など三毛別ヒグマ事件のジオラマなどクマに関する資料展示:約700点収蔵:約4000点
●営業・開催・見学情報 [開館・公開日時]10:00〜17:00(入館は16:30まで)
[休館日]月曜日(祝日の場合は翌日)、夏休み期間無休
[その他休館時期]11月1日〜翌4月30日まで冬季閉館
●料金 [高校生以上]210円 [小中学生]100円
[割引]10名以上で高校・一般140円、小中学生70円
●見学の所要時間 約60分
●自動車アクセス 苫前町役場より約3分
●公共交通アクセス ・沿岸バス「苫前町役場前」下車、徒歩で約5分
・沿岸バス「札幌バスタ−ミナル」→特急はぼろ号(約210分)→苫前上町下車、徒歩で約10分
・沿岸バス「留萌駅」→豊富方面行き(約70分)→ 苫前町役場前下車、徒歩で約5分
●駐車場あり/無料(大型2台、一般10台)
●備考 [写真出典]苫前町教育委員会