遠軽町郷土館

■概要・見所
 遠軽の開拓は北海道同志教育会の創立によって始まり、その目的はキリスト教主義の私立大学を設立するという、高邁(こうまい)な理想郷建設にありました。その意味においては、北海道各地における開拓事業とその趣を異にしています。
 最初の移民が入植したのは1897(明治30)年5月7日で、この北辺の厳しい自然と闘いながら今日の基礎を築いたのです。郷土館は、こうした先人の精神を学び偉業に感謝し、その労苦を偲び、更にその意思を正しく継承発展させていくために、遠軽の市街地中央にそびえ立つ瞰望岩(がんぼういわ)の下に、町民の憩いの場として親しまれている太陽の丘公園内に開基80周年記念を迎えた1977(昭和52)年に建設されました。
遠軽町郷土館の写真

遠軽町郷土館の写真

●所在地〒099-0428 紋別郡遠軽町西町1丁目
●連絡・問合せ先 ・TEL:01584-2-5942 
●施設の構成[1階]エントランスホール、ホール、展示室、特別展展示室
[2階]ホール、会議室・資料室、展示室
●展示品・収蔵品開拓時に使用された用具・道具、開拓に関する写真や歴史的資料、廃止された国鉄名寄線に関する資料の展示
●営業・開催・見学情報 [開館・公開日時]9:00〜17:00
[休館日]月曜日、国民の祝日の翌日、年末年始(12月31日〜1月5日)
[備考]祝日の翌日が月曜日の場合はその翌日休館
●料金 [一般]100円 [高校生以下]50円
※小学生未満は無料
●見学の所要時間 約60分
●施設案内ガイド ご希望により担当職員が施設の説明などに対応します。
●自動車アクセス ・役場より約5分
●公共交通アクセス ・JR石北本線「遠軽駅」より徒歩で約5分
・北見バスターミナルより徒歩で約10分
・役場より徒歩で約20分
●駐車場あり/無料(大型1台、一般10台)
●施設から寄せられた
 近隣のアート・
 カルチャー情報
◆えんがる公園太陽の丘「虹のひろば」/10haの広大な花畑に約1000万本のコスモスが満開を迎えたときは見事です。
●備考 [写真出典]遠軽町郷土館