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写真は第四号「カイ」農特集の、未使用カット(黒瀬氏撮影)。
当別町で「ふゆみずたんぼ」に取り組んでいる
「ファームひなたんぼ」の主・竹田広和さんの、
お父様が使用していた「田んぼ用中耕・除草機」です。
昔はこの機械を押しながら、
田んぼの中を何時間も何日も歩き続けたそうな……。

と、このように書くと随分昔のことのように感じますが、
人力や馬による作業から機械へと変わったのは、
実際にはほんの(?)40~50年前のことなのです。
自分の年齢と比較すると、最初にイメージしたほどには遠い昔のことではありません。(あなたはどうですか?)

今回の取材で、当別町を含む石狩川下流域にはかつて、
大湿原が広がっていたということを知りました。
開拓初期には河口にイトウが泳いでいたという記録もあるし、
マガンは石狩エリアのあちこちで羽を休めていて、
もしかしたらツルだって飛んでいたかもしれません。

市街地や田園地帯となった現在の石狩エリアにいながら想像すると、
生き物たちに満ちあふれたかつての湿原の光景は
プテラノドン(翼竜)が飛んでいる光景と同様に「遠い時代」に思えるのですが、
実際にはほんの(!)150年前のこと。
時代というのは本当にあっという間に変わるのだなぁ、としみじみ感じました。
食と農を巡る多くの問題も、50年後には「今は昔」ということにしたいものです。
(岩崎)