知る、愉しむ、創る。ホッカイドウ・マガジン「カイ」

カイ│KAI〔WEB版〕




カイスタッフブログ


« 12月 2010 1月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 2月 »

『札幌アートウオーク』を読み終えて。

昨年12月19日『札幌アートウオーク』刊行トークイベントは記憶に深く刻まれるものでした。そしてこの本を読むことでアートへの想いが膨らむのです。

断片的なアートの紹介本とは大きく違います。札幌の深い史実や水系が誌面の中に美しくながれ、いまの札幌とかつての札幌の情景がフェイドイン・フェイドアウトしながら、ゆっくりと積み重なっていきます。同時にさまざまな時代の流れの中で生み出されたアートが作家のバックグラウンドと交差し、その存在理由がいろいろな角度から立ち上がってくるようです。

「アートがもたらすのは、人間の認識や感性の底や隙間にあるはずの何かへの気づき」という著者のことばに、作品自身がこれまでまとっていた意味から解放されていくようで、ゆえに読む側にも自由な発想や気づきを与えてくれます。

それは現実という概念を飛び越え、いまに新しい感覚を呼び起こします。本書を読み終え、人もまばらな中島公園の雪原を散歩しました。1958年北海道大博覧会が行われたこの場所で、遠くにそのざわめきが聞こえるようでした。それは自分にとってまさに「気づき」で、アートと直結する何ものかだと思えたのです。いい表わすのが難しいので是非みなさん『札幌アートウオーク』を体感してください。本書自体がわたしにはアートです。今日は田上建築の城下医院の前を散歩してみました。


『札幌アートウオーク』

本誌『カイ』のライターでもある谷口雅春氏とフォトグラファー露口啓二氏の共著。ブックデザインはエディアワークス佐々木正男氏によるものです。(北海道新聞社刊)

春待ち

Scan20012  

寒い日が続いてます。

みなさま御自愛を。

冬のあじさい

秋のあじさい
私が決めた、あじさいの旬は、夏の終わりから秋。

 冬のあじさい
でも、う、うまそうな雪の下に、隠れていた。

冬のあじさい2
枯れても、あじさいは、花をやめない。

これ、な~んだ?

P1030027
ヒント:小樽で買ってきた。コロッケではない。かなりウマイ!!

答えは、あさって発売される「カイ」vol.6に登場!!
スミからスミまで、じっくり読んでね。

先駆者

23093
先日、野口観光の創業者・野口秀次相談役の社葬に参列しました。東京からUターンしてノーザンクロスに入社以降、20年近くにわたって野口観光の仕事を担当しています。

初めて翁にお会いした当時は社長で、その後80歳で会長に就任した時に「泣いて笑って八十年」という著作を出されました(非売品)。その編集に携わり、毎週のようにご自宅にお伺いしました。その編集作業を通じて、翁の頭のよさには何度も驚かされました。これほど頭脳明晰な人にお会いしたことは他にありません。

野口観光には個人的に素敵だなと思う行事があります。それは年末のボーナスと一緒に渡される「サケ」と「餅」です。創業当時、まだ利益がでなかった際に、せめて正月らしい気分を味わってほしいと、その二つをボーナス代わりに従業員に渡したのが始まりです。その後、今のような企業に育て上げた後も、創業の精神の象徴として、そして満足な年越しもできずに頑張った先達の苦労を忘れないようにとサケと餅を渡し続けているのです。
最後にお会いしてから、まだ1ヶ月も経っていません。偉大な先駆者でした。合掌。

忌部山古墳

昨年発見したわが究極のルーツ、阿波忌部氏が作ったとされる忌部山古墳に今年も行ってまいりました。

昨年の忌部紀行はCD-Rにまとめ、あちこちに配ってみましたが、極一部の方にはすこぶる好評でした。

(「忌部紀行2009 CD_R版」をご希望の方は露口までお申し出ください。無料です。)

今年はカイでご覧ください。

 私の生まれ故郷である徳島県吉野川市は吉野川の中流域に位置し、旧名を麻植郡川島町三ツ島といいます。隣町に忌部という興味深い名の場所に、忌部山という標高250mほどの小山があり、麓に忌部神社、その少し上に近隣の人々からは「聖天さん」と呼ばれているらしい寺社が、さらに山道を歩くと、忌部山古墳群と呼ばれる6基の古墳があります。

「徳島県の海岸地帯、南部の海部郡から北部の鳴門市に、古代より海を活動の舞台とする人々の生産と居住の場が点在していた。そこに鳴門海峡から阿波を越えて土佐にまで延びる海上ルートが想定でき、さらには、それは紀伊水道を中心として、淡路島、紀伊国を含めたカイフ(海部)の世界を構成している。

平野地帯である吉野川上流から少し山が迫った地域である中流域の人たちは、剣山を中心とした山地方面を指して「ソラ(空)」と呼んでいたらしい。忌部山のある麻植郡山崎は、四国山地に入る交通路の起点であり、平野の世界とソラの世界との境の地、津であり、市が立つ場所であった。忌部氏とは、市を通して山の世界と交渉を持つ存在であった。」

以上は丸山幸彦著「図説日本の歴史-徳島の歴史-」からの要約です。素人の要約で丸山幸彦氏にご迷惑をお掛けするかもしれませんが、要するに阿波忌部氏とは吉野川を介して「カイフ」と「ソラ」を結ぶ存在なのです。

では写真を。

IMG_1432
こんな感じの山道をあがると

 

_MG_9848
 

IMG_1435聖天さんです。

IMG_1520
この日は雪が降っていましたが、バナナがなっていました。さすが南国です。

 

IMG_1447
IMG_1449
_MG_9806
IMG_1452
山頂までこんな道です。

IMG_1464途中で見た吉野川。かつてはずっと山よりを流れていたようです。

IMG_1453
IMG_1457
_MG_9817
これが忌部式といわれる古墳。

いかがでしたか。

ついでに

_MG_9655
 

_MG_9658
 

_MG_9773吉野川とソラ。

長い時間ありがとうございました。

オロロンお好み焼き

P1030248
北海道で生まれ育ったのに
無性に「お好み焼き」を食べたくなることがある。
広島生まれの父と大阪生まれの母の影響に違いない。

今夜も、その衝動を抑えられなかった。
冷蔵庫には豚バラも、イカもない。
そうだ!!知人に渡しそびれた
羽幌のおみや「素干し甘エビ」を使ってしまえ。

道産100%の薄力粉は
きちんとふるって使う。常識だね。

取材先でいただいた「長いも」も入れる。
「北海道では十勝産が有名ですけど
粘土質の土で育った羽幌産は粘りが強く、
昼夜の寒暖差が大きいので甘みもある。
十勝産に負けないくらい、おいしいですよ」と
留萌支庁の方が教えてくれた。
生地に混ぜたら、おお~!!!ほんと、すごい粘り!!!

水気が出ないように、キャベツは焼く直前に混ぜるべし。
フライパンにのせても、上から押さない、押さない。

うっ、肝心な青海苔がない!!ど、ど~する?
しゃ~ない、ホテルの売店で買った「焼尻産の天然もずく」を
入れてしまえ~!!

はい、はい、こんないい加減でも
オロロンお好み焼きのできあがり。
まいど、おおきに。

P1030244(1)
本日の材料<1人前>
羽幌産素干し甘エビ5匹・羽幌産長いも50g・焼尻産天然もずく少々
キャベツ120g・だしのもと大さじ1/2杯・水50㏄
道産薄力粉1/2カップ・卵1個・かつお節少々


最新の投稿