札幌の大昔に、会いに行く
10月31日、北海道大学の植物園で一般公開された、擦文時代の遺跡を見学した。
北海道では縄文時代のあと、弥生、そして古墳・・・
というふうな文化には、ならなかった。
続縄文、擦文(オホーツク文化もあった)と続き、アイヌ文化へと至る。
そのうち擦文時代の竪穴住居址(本州では奈良~平安時代)が
北海道大学の植物園で発掘されている。
発掘現場は植物園正門の北側にあたり、道沿いにあるのでけっこう目立つ。
普段は柵の外側から発掘作業を眺めるだけだが、
その日は特別に中に入り、間近で見ることができた。
しかも北大埋蔵文化財調査室員の解説つきで、ちょっとお得な気分。
この時代の竪穴住居址は、住居部分(リビングみたいなもの?)が、
角ばった形をしている。そしてカマドがついているのが特徴。
キッチンがちゃんと設置されているところがなかなか機能的だ。

かまどにはちゃんと煙の噴出し口も作られているという
この日は「北海道大学人類遺跡トレイルウォーク」という
イベントが行われていて、参加者は北大構内の遺跡も巡っていた。
ひとりで遺跡めぐりも楽しいと思うが、専門家の話を聞いて眺めると
遺跡がまったく違った表情を見せ始め、新しい世界が広がる。
自分の足元のこと、本当はよく知らなかったんだ。
最近のことを知っているだけで、北海道のこと、知っているといえるだろうか。






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