ドアハンドルからキャップオープナーへ。白石ゴムさん訪問

「磨かれた取っ手。」ですが、ウッディートイズさん、デザイナーの長谷川氏、事務局を交えて検討した結果、ドアハンドルはひとまず置き、より、製品化の可能性が高いものとして、まず「テトラ」の形を活かしたペットボトルキャップオープナーを作ってみようということになりました。

写真 2015-05-22 17 35 17

これがペットボトルキャップオープナーの試作品

 

ペットボトルオープナーは、ウッディートイズの利用者さんから出されたアイデアなのですが、「ぜひ、作ってみよう!」ということで、一気に試作品を作られました。以前、ご紹介した交流会で公開したところ、ご参加者からも好評をいただいたということもあります。

裏面はこうなっています

裏面はこうなっています

開けにくいペットボトルに取り付けて…

開けにくいペットボトルに取り付けて…

このようにキャップが外れるイメージです

このようにキャップが外れるイメージです

さて、ペットボトルオープナーを作るにあたって課題になったのがペットボトルキャップがはまる穴の部分に摩擦力を持たせること。「ゴムを塗布したり、ゴムでできた部品をはめ込むのはどうだろう?」という意見が出されました。

デザイナーの長谷川氏にご相談したところ「さまざまなゴムの加工を行っておられる白石ゴムさんにアドバイスをもらってはどうか?」とご助言いただき、9月16日、札幌市白石区にある株式会社白石ゴム製作所さんにお伺いしました。会長(千葉さん)直々にご対応くださり、ペットボトルオープナーの穴の内側に埋め込む部品を、金型に液体ゴムを流し込んで作る方法をご提案くださいました。今後、ご協力いただけることについても快諾してくださいました!

写真 2015-09-24 10 13 28

右から千葉会長、ウッディートイズの米津施設長、米津支援員

 

工場内も見学させていただきました

工場内も見学させていただきました