王子製紙千歳第一発電所

■概要・見所
(工場)道内屈指の観光地支笏湖周辺は、鉱山、電力業他の産業遺産の宝庫である。支笏湖畔から道道を7km下がると千歳川渓谷「水明郷」があり、ここに落差130mで4本の送水管、2.5万kw出力の王子製紙千歳第一発電所が見える。工場は大量の電力が必要で、水力発電所を作り余剰電力を地域へ還元した。明治40年から3年で建設され、完成当時は国内最大で現在も使用され、更新の施設が多い中、現役日本最古の基調産業遺産である。
王子製紙千歳川第一発電所の写真

●所在地 千歳市
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆