ユーラップ鉱山跡

■概要・見所
(鉱山)北海道の鉱山で鉛鉱山は珍しく、八雲町にはユーラップ川(鉛川)上流の八雲温泉の源流に八雲鉱山(ユーラップ鉱山)があった。幕藩時代に鉄砲弾丸用鉛の生産で知られ、鉱山改革に幕末にブレークとパンペリーが来山、西洋式火薬鑿岩法を日本初伝授した。坑内から温泉の出る鉱山として有名で、1970年代に閉山した。現地遺構は坑口、住宅、河川装置程度だが、海中から発見された鉛インゴットが八雲町郷土館内に展示されている。
ユーラップ鉱山跡の写真

●所在地 二海郡八雲町
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆