旧根室本線狩勝峠鉄道遺産

■概要・見所
(鉄道)JR根室本線の前身は官営鉄道十勝線で、明治31年に着工、40年竣工した。道央と道東を繋ぐ幹線である。当時、道庁鉄道部技師の田辺朔郎は、日高越えに対して狩勝峠(標高644m)越えを進言、決定した。落合・新得間30kmで、峠下を946mのトンネルで通過、高さ80mの築堤、スイッチバック式信号所、15kmの25/1000の勾配がある道内最大の難所であった。昭和41年に廃止、明治鉄道史上の有名遺構が残る。
旧根室本線狩勝峠鉄道遺産の写真

●所在地南富良野町
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆