熊石の山海漁猟供養塔

■概要・見所
 高さ約155pの位牌型石塔で、石質は安山岩です。縁取りの正面には上から弥陀三尊の梵字、次いで「山海漁猟群萠下種結縁為菩堤也 願主松前熊石村中」の文字が刻まれています。獲物の鳥獣魚介に感謝謝罪の意をこめ、これら群萠も仏が下された成仏の種を得て解脱するように、との願いを表明して1721(享保6)年に村民が建てた供養塔です。往時の生活資料として貴重な物で、建立には勢至堂(現在法蔵寺)の僧が建立指導しました。
●所在地〒043-0415 二海郡八雲町熊石根崎町法蔵寺
●連絡・問合せ先 ・TEL:01398-2-2310 
●その他問合せ先[名称]八雲町教育委員会社会教育課文化財係
[住所]〒049-3112二海郡八雲町末広町154
[TEL]0137-63-3131
●文化財の指定北海道指定有形文化財