札幌市K-446遺跡出土の遺物

■概要・見所
 1978(昭和53)年に、北区麻生7丁目(現・麻生球場)の発掘調査で出土した擦文時代前期(約1000年前)の遺物です。
 これまでに、正方形に地下を掘り窪め、煮炊き用の「かまど」がついた竪穴住居跡が11軒みつかっています。
 そのうち、古い時期の住居跡からは、擦文式土器とともに、本州の窯でつくられた硬質の「須恵器」や「かまど」で使われた土製の支脚、繊維によりをかけるための土製の「紡錘車」などが発見されています。
●所在地〒064-0922 札幌市中央区南22条西13丁目 札幌市埋蔵文化財センター
●連絡・問合せ先 ・TEL:011-512-5430 
●文化財の指定北海道指定有形文化財
●営業・開催・見学情報 ◆札幌市埋蔵文化財センター
[開館・公開日時]8:45〜17:15
[休館日]国民の祝日、振替休日、年末年始
※5月3〜5日、11月3日は開館