手宮洞窟

■概要・見所
 手宮洞窟は1866(慶応2)年に小田原の石工長兵衛が建築用石材捜しの際に偶然洞窟に入り彫刻を発見したといわれています。
 この岩壁彫刻を最初に学界に発表したのは英国人地震学者ジョン・ミルンで、1879(明治12)年夏、現地を訪れて彫刻を模写し、翌1880(明治13年)アジア協会誌にその全貌を紹介しました。
 この彫刻は、古代岩壁彫刻として研究されています。平成元年に行われた発掘調査ではその出土遺物から、洞くつ壁画は約1600年前に刻まれたものであることが判明しています。この遺跡は考古・人類学上、古代人の精神文化を知る上で第一級の遺跡といえます。
●所在地〒047-0041 小樽市手宮1-3-4 小樽市手宮洞窟保存館
●連絡・問合せ先 ・TEL:0134-24-1092 
●その他問合せ先[名称]小樽市教育委員会教育部生涯学習課
[住所]〒047-0024小樽市花園5-10-1
[TEL]0134-32-4111(内線531)
●文化財の指定国指定史跡
●営業・開催・見学情報◆手宮洞窟保存館
[開館・公開時期]4月1日〜11月3日
[開館・公開日時]9:30〜17:00
[休館日]火曜日(祝日以外)と祝日の翌日(土・日を除く)、11月4日〜3月31日
※休館日が重複した場合は、翌日以降に振り替えて連続休館
●料金 [一般]100円 [高校生]50円 [高齢者]50円 [小中学生]無料
[割引]団体割引あり
※高齢者/小樽市内在住の70歳以上のかた