地鎮山環状列石

■概要・見所
 忍路環状列石の西、約1kmのところにある地鎮山(標高50m)の山頂に位置しています。その形は楕円形で、12個の大石が10m×8mの規模に配置されています。
 1949(昭和24年)に行われた発掘調査では中央よりやや南寄りに円形に小さな円石を集めた部分がみられ、その地下から2m×2mほど・深さ1m方形の墓穴が発見されています。底には川原石とみられる円石が敷かれていました。この遺跡も縄文時代後期の区画墓の一種と考えられています。
●所在地〒048-2561 小樽市忍路2丁目
●その他問合せ先[名称]小樽市教育委員会教育部生涯学習課
[住所]〒047-0024小樽市花園5-10-1
[TEL]0134-32-4111(内線531)
●文化財の指定北海道指定史跡