鷲ノ木遺跡

■概要・見所
 森町の鷲ノ木遺跡は、現在の海岸線から直線で1kmほど入った桂川の左岸にあります。2001(平成13)年に始まった発掘調査によって縄文時代後期の竪穴住居と 配石遺構 (はいせきいこう)が見つかりました。特筆のなのは、小高い丘の斜面に円形の竪穴土壙墓(共同墓地)が20数基並んであり、その丘をを囲むように大型の礫(れき) が石垣状に巡らされていることです。
 さらに約500m北側には、また別な丘の上に巨大なストーン・サークル(直径約37m)が発見されました。現在も土木工事は継続中ですが、巨大なストーン・サークルは現地保存となり、平成18年1月26日に国指定史跡「鷲ノ木遺跡」となりました。
●所在地 茅部郡森町字鷲の木町
●その他問合せ先[名称]森町教育委員会
[住所]〒049-2326茅部郡森町字御幸町132
[TEL]01374-2-2186
[FAX]01374-2-6446
●文化財の指定国指定史跡
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]現在周辺工事中のため、見学中止(工事終了後見学再開予定)