留萌市海のふるさと館

■概要・見所
 海のふるさと館は、留萌市の景勝地「黄金岬」の高台に位置し、江戸時代の末期には庄内藩によって統治され、外界と北前船の停泊する旧留萌川河口(現留萌港)を見渡せる日和ヤマ・のろし台として使われた由緒ある場所でもあります。岩礁地帯をもつ海浜公園を目の前にし、南に暑寒連峰、北に天売・焼尻島などを眺望できる景勝地の立地を生かし、博物館としての基本的な機能に展望ラウンジ・テラス、レストラン等の観光施設的要素を加味した斬新な構造になっています。
 博物館は単に学習の場としてのイメージを持たれがちですが、市民を始め遠来の方々にも気軽に楽しみながら留萌の文化・歴史を理解していただけるよう、「学び、遊び、憩い」の場としての施設運営に努めています。
留萌市海のふるさと館の写真

留萌市海のふるさと館の写真

●所在地〒077-0048 留萌市大町2丁目
●連絡・問合せ先 ・TEL:0164-43-6677 / ・FAX:0164-43-4993
●施設の構成[1階]常設展示室、特別展示室、展望テラス、体験学習室、事務室
[2階]展望ラウンジ、レストラン、会議室
●展示品・収蔵品◆常設展示室
・海深儀
・三泊遺跡(縄文初期)と日本海生息の動物のジオラマ
・星兜(留萌市指定文化財)のレプリカと三丹服
・北前航路と北前船模型
・映像展示「海燃えて−留萌みなと物語」15分
・鰊漁の道具、船大工道具、鰊料理のレプリカ
◆特別展示室
◆収蔵品/記録、生物、考古、民族、生活、文書、産業資料など総計9,047点(約350点を常設展示)
●営業・開催・見学情報[開館・公開日時]4月下旬〜10月下旬/10:00〜17:00
●料金無料
●見学の所要時間 60分
●施設案内ガイド 職員がいる場合は対応します。
●バリアフリー対応 あり/身障者用スロープ、身障者用トイレ、エレベーター
●自動車アクセス ・札幌から国道231号で180分、275号、233号で210分
・旭川から国道12号、233号で約110分
・稚内から国道40号、232号で255分
・JR「留萌駅」から車で5分。
●公共交通アクセス ・高速バスるもい号→「留萌十字街」下車、車で3分
●駐車場あり/無料(大型2台、一般30台)
●備考 [写真出典]留萌市海のふるさと館