北海道の馬文化(ばん馬、日高のサラブレッドなど)
(北海道各地)



 
 北海道の馬の歴史は古く、明治期には農耕など開拓の労働力として人々と苦労をともにしてきました。農耕馬の力を試したお祭りばんばは、「ばんえい競馬」に発展し、旭川、帯広、北見、岩見沢の4市で迫力を楽しむことができます。
 サラブレッドは速さを求めて改良が進められています。全国の軽種馬生産の約8割を占める日高地方は、北海道らしい牧場風景を作りだし、浦河町の「JRA日高育成牧場」では、生産・育成調教技術の研究・普及、施設の開放により世界に通用する強い馬づくりに貢献しています。道和種馬(どさんこ)は、農林漁業や運輸交通などで活躍し、鞍(サドル)やそり製造などの高い技術を生み出してきました。

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