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コミュニティ育成プロ・第1回意見交換会を開催

カテゴリー:南幌町 ¦ コミュニティ育成プロ

 12月8日に、南幌町保健福祉総合センター「あいくる」で「地域資源活用テーマコミュニティ育成プロジェクト」の第1回目として、マオイ地域に移住してきた方々15名で、鍋を囲みながら、マオイ地域でのコミュニティに関する意見交換会を開催しました。


 前半は、南幌町の野菜や特産品(キムチ・豆腐・味噌など)をつかった「南幌・マオイ鍋」を食べ、交流を深めました。その後、「マオイ地域に移住してきて・・・」というテーマで、「良かったこと」「困ったこと」「解決するには」という3つの視点で意見を伺いました。


 参加者は、移住前の居住は札幌・東京・マオイ地域内の別の町などさまざまで、退職後移住、自営業の場として移住、転勤で移住と、いろいろな経歴の方が参加しました。出された意見については、コミュニティに関連することからはじまって、生活全般に至るまで、幅広い内容となりました。


 

 「良かったこと」は、「野菜をもらう」「誰もがあいさつを交わす」「除雪や草刈などをついでにやってくれる」「葬式などの折に協力し合う」など、都会では少ない、コミュニティでの交流や助け合いの関係を新たに持つことができた、という意見が多く聞かれました。また、コミュニティ内での意見が町(行政)に伝わりやすい、という田舎ならではの役場との近さもあげられました。


 反面、「困ったこと」は、コミュニティ相互(農家と市街地など)の交流が以外に少なく、お互いに分からない部分が多く、交流が持てないという意見や、田舎なので学校との距離も近いだろうと思っていると、学校に尋ねたことが教育委員会から回答が来るなど、学校との距離を感じたという意見がありました。また、交通に対する不安や広域的な情報不足をあげる人も多くいました。
 特に、「困ったこと」についての意見をみると、「札幌のベットタウン」ということで、ある程度の利便性を期待して移住したものの、 実際とのギャップを感じている人の意見と、田舎ならではの不便さを求めて来た人の意見で、差がみられました。

 

 「解決するには」については、「移住の前に、町の情報をもっと幅広く伝えるべき」「移住後のフォローを」という、個々の町に対する意見のほか、「タテ(町の中)のつながりのほかに、ヨコ(周辺市町)の連携を」という意見があり、その具体的な内容として「交通アクセスの向上」「広域的な情報の充実」など、広域的な取り組みの中で改善を求める声が多く聞かれました。

投稿者:maoi | 投稿日時:2006年12月15日 15:39 | コメント(0) | トラックバック(0)

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