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上士幌町検討会(3)報告

カテゴリー:上士幌町(北海道) ¦ 地区検討会

 平成20年2月18日(月)、上士幌町モデル地区検討会(第3回)を開催しました。その模様をお知らせします。

概要

1.日時:平成20年2月18日(月)13:00から15:00
2.会場:上士幌町山村開発センター
3.参加者:検討委員5名、関係機関、事務局など
4.議題:
(1)報告事項
・第2回検討会(H19.12.26)の議事内容の確認
・第2回調査検討委員会(H20.1.25)の報告
・健康長寿観光フォーラムの開催について
・モデル地区調査報告の構成案について
(2)モニターツアーの報告
・モニターツアーの実施内容について
・モニターアンケートの集計結果について
(3) 健康長寿観光の展開方策について
・健康長寿観光のあり方と展開方策について
・上士幌町における健康長寿観光の展開方策について

こんな意見が出ました

モニターツアー

・モニターツアーは荒天で参加者の到着が大幅に遅れスケジュールがずれ込んだが、その割にはきちんと進めることができた。
・アンケートでツアーの効用として「豊かな自然の中で過ごすことで、からだやこころのストレスが和らいだこと」との回答が最も多かった。こちらの狙いは達成されたようだ。
・個別プログラムでは「健康チェック・健康相談」「健康講座・セミナー」の評価が非常に高かった。
・参加者には最終日に抱きつかれるほど喜んでいただけた。今後、さらに良いプログラム、短期だけではなく長期のプログラムも考えていきたい。
(写真はモニターツアーの模様。凍結した糠平湖上、タウシュベツ川橋梁にて) 

今後の取り組み

・いかにして若い人を平日に呼ぶかが上士幌町、北海道の活性化のためには大事である。
・冬の十勝晴れのメリットがまだまだ知られていない。「北海道の冬は寒い」という印象を持たれがちだが、それなりの服装をすれば非常に気持ちの良い空間である。上士幌町では、冬でも針葉樹林で森林浴ができ、北海道遺産やかけ流しの温泉もある。そういった総合力で優位性が保てると感じた。
・上士幌町のヘルスツーリズムの取り組みには「体内環境の改善」という大きな枠組みがあり、その2本の柱として、アレルギー対策としての「スギ花粉ツアー」と、タイムリーなものとして「メタボ対策」を含む食育啓発があるという形である。
・メタボ診断に医療機関が介在する必要がない北海道留萌式アンケートをツールとして発信したい。
・まずは5市町村で「メタボ対策ツアー」と認証されたツアーを始め、そこには北海道留萌式アンケートを取り入れる、というような具体的な提言を出していきたい。

メタボ対策ポイント制度

・家族でメタボ対策旅行に行けば1人で行くよりも多くポイントがもらえるようなポイント制度があれば良い。子どもも将来メタボになりにくくなるので。
・メタボ指導後も自宅で指導が受けられるようなシステムがあり、その指導を日常的に受けていればポイントが溜まるなど。
・住民向けに、歩けばマイレージが溜まる取り組みをしようとしている地域がある。それを健康保険制度や医療控除と結び付けられないかという声もあるようだ。
・食事バランスの指導を受ける家族にポイントを与えるということがあっても良い。それを地域住民だけではなく、観光客に対しても行うということも考えられる。

日時: 2008年03月04日 19:09 | トラックバック (0)

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