ホテルパノラマランド木島平に到着。役場の方や地元の方々がお出迎えしてくれました。オリエンテーションを行い、木島平村についての紹介、村のサポーター（地元ボランティア）の方々についての紹介がありました。また、４日間一緒に過ごす仲間であるモニターのみなさんも自己紹介をしました。

 

伝統食の「おやき」や「やしょうま」（米粉でつくる）をつくりました。「おやき」の具は、野沢菜ときんぴら。「やしょうま」のレシピをいただいたので、自宅でもつくることができます。特に女性の参加者は喜んでいました。うれしいご配慮でした。

 

「おやき」と「やしょうま」が蒸しあがるまで、用意してくださった笹の葉寿しなどをいただきました。

 

健康チェックとして、体重、体脂肪、血圧、血中酸素量などを測定しました。

 

スノートレッキングで履く「和かんじき」を村の自然案内人・内野さんより、作り方を教わりました。いろいろな作り方があるそうで、今回はその一例だそうです。みなさん苦戦していましたが、親切な指導のおかげで上手にできました。

 

夕食は、地元の食材をたくさん使った料理でした。ヤーコンの天ぷらは、シャキシャキした歯ごたえあり、特に美味しかったと好評でした。

 

これまで海外でも公演したことのある鬼島太鼓。素晴らしい演奏に、みなさん食い入るように鑑賞しました。すごい迫力とチームワークで感動したとの声が多数聞かれました。

 

朝の体調をチェック 。保健婦さんにより、血圧を測定していただいているところ。

内山和紙づくりの体験をしました。和紙の原料などの説明を受けながら、実際にハガキを３枚作りました。みなさん想い想いのデザインをハガキに施していました。

築120年になる古民家「郷の家」で、たくさんの郷土料理をいただきました。囲炉裏では、虹鱒を焼いたり、けんちん汁を温めたり、とても風情がありました。

囲炉裏でつくったっものをはじめ、人参の白和え、ジャガイモの煮ころがし、芋なます など、全14品ものご馳走をいただきました。普段食べている食材でも、その土地ならではの味があるのだと実感しました。

食後は、語りべさんから地域に伝わる民話をお聞かせかせいただきました。土地の言葉で話される物語の独特な雰囲気に引き込まれました。

お腹も心も満たされた後は、今度は昨日作った「和かんじき」を履いて、雪原へ移動して、スノートレッキングをしました。2メートル以上も積もった雪の上を歩きました。途中、カモシカに出会ったり、内野さんによる動物の足跡講座があり、楽しく体を動かしました。

トレッキングのあとは、ふたたび「郷の家」へ戻り、温泉に入る前に、中島先生より「温泉療法・入浴法」についてのお話がありました。

馬曲温泉は、人気温泉ランキングでは上位になるほどの有名な温泉です。露天風呂からの眺望は絶品です。トレッキングで冷えた体を温め、疲れを癒しました。

あぁー、気持ちよかった。

 今日も地元の食材を活かしたメニューがたくさん食卓に並びました。あまりにたくさんあって、もう少し量を減らしてもいいかなぁとの声もありましたが、みなさん料理長のおもてなし料理に大満足でした。

一日のしめくくりに、「自然の回復法を学ぶ」をテーマに健康講座を行いました。みなさんお互いに中嶋先生のアドバイスのもと回復法を学びました。

健康チェックのあと、そば打ちを体験にでかけました。日帰りコースの地元参加者も「なかなか機会がなくて今日が初めて！」とのこと。各班５名ずつに分かれ、そば打ちを開始。親切なご指導のもと、見事にそばができました。そばは、手早く粉と水を混ぜるのがコツで、そこで食感が決まるのだそうです。

 

手打ちそばのできあがり！

 

自分たちの班で打ったそばを自分たちで食べました。お店の方の計らいで、地元の特産ヤーコンなどの野菜の天ぷら、野沢菜漬けなども一緒にいただきました。

 

午後はフリータイムで、ホテル付近でウォーキングを楽しんだり、スノーボードをしたりとそれぞれの木島平村を過ごしました。

 

こちらは、フリータイム時間に行われた中嶋先生による「スポーツ吹き矢」の一コマです。吹き矢と言っても「スポーツ」と付くくらいですから、腹筋を使って行う競技のひとつです。参加者からはとても楽しかったと好評でした。

 

毎朝恒例となった健康チェックを終え、最終日のこの日は、中嶋先生による健康個人面談を行いました。「病院にいくほどではないが、日ごろから健康面で気になっていることを聞くことができてよかった」との声も聞かれ、ツアー中に行った健康チェックや健康講座などをはじめとして、みなさんの「健康への気づき」となったようでした。

 

その後、ツアーの感想をお聞きするモニターインタビューや昼食を経て、解散式を行いました。木島平村職員の方よりご挨拶などがあり、お土産もいただきました。

 

全員で記念写真。

 

解散式終了後は、別れを惜しみながらホテルを後に木島平村を離れました。今度は、夏や秋にもウォーキングをしに来てみたいとおっしゃっていた方もいました。