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宮古島モニターツアー報告

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 平成20年1月20日(日)から23日(水)まで、3泊4日の日程で宮古島モニターツアーを行いました。参加者は15名。沖縄県の中でも温暖な気候として知られる宮古島の魅力を体験していただきましたので、ツアーの様子をご報告いたします。

出発前(1月10日(木))オリエンテーション(羽田発着コース)

ツアー前のオリエンテーションの場では、 3日目の自由時間の行程を自分たちで現地の 情報を調べて計画する作業がグループごとに行われました。 東京都老人研究所の矢富先生のお話によると、 旅そのものだけでなく、 こうした作業が脳の活性化に役立つとのこと。

 

第1日目(1月20日(日))地下ダム資料館見学・農作業体験

宮古島空港に到着。 空港では宮古島市によるモニターツアーの 歓迎セレモニーが行われました。

 

宮古島市長からのご挨拶、市職員による三線や民謡の演奏があり、 職員手作りのハイビスカスの花飾りが手渡されました。

 

 

空港を後にし、2日間お世話になる宿泊先へ移動。

 

●美術研究所

 

●ペンション美南海

 

●ばんが家

 

民宿での昼食には早速、郷土料理・宮古そばをいただきました。

 

地下ダム資料館見学へ行き、宮古島の地質の特長である琉球石灰岩と地下ダムの役割について知りました。

 

この地下ダムのおかげで山や森林がない離島である宮古島でも水に困らないとのこと。ガイドさんのわかりやすい説明もあって、島の自然や人々の暮らしへの関心が高まりました。

 

地下ダムで水の大切さを学んだあと、2班に分かれて農作業体験をしました。

 


<すなっくえんどう豆のグループ>

 

ひとつずつ丁寧に採っていきます。

 

屈みながらの作業でしたが、みなさん夢中になって収穫していました。

 

 <アワビ茸のグループ>  

 

キノコを栽培するための大きな設備でした。

 

こちらの農家で作っているアワビ茸。

 

途中の休憩では、地元のお茶とスイーツ(またはアワビ茸料理)をいただきながら、農家オーナーから宮古島の文化や暮らしなどについてお話を聞くことができました。

 

夕方は、宿泊施設のすぐ目の前に広がる海へ散策。長旅の疲れを感じさせない、軽快な足どりでした。

 

先端のほうへ歩いていくと、地元の子どもたちが元気に岩に登って釣りをしていました。子どもたちともお話をしました。

 

なかなかの急な階段でしたが、頂上からの眺めは最高。

 

すこし曇り空ではあったものの、それでもやっぱり青い宮古島の海に、みなさん満足されたようでした。

 

散策からの帰り道に見つけた庭に生えるパパイヤ。宮古島ではいたるところに生えるパパイヤを野菜のように料理して食べます。

 

夕食は、「てびち」(骨付き豚肉の煮付け)などの郷土料理をいただきました。宿のおかあさんから、食材や作り方などの詳しい話を教えていただきました。お味もおいしくて、参加者のみなさんに大好評でした。

 

第2日目(1月21日(月))体験交流・郷土料理づくり&試食など

体験交流では、三線、陶芸、貝細工からひとつを選択して、体験を行いました。

 


<三線体験>

 

仲間先生が三線(沖縄三味線)の道具の詳しい説明も交えながら、演奏方法をわかりやすく手ほどきしてくださいました。体験はわずかな時間でしたが、1曲を演奏できるまでに上達。

 

練習の合間には、先生による宮古民謡の歌と演奏があり、参加者からは「心に染み入る(音)」と感動していました。

 

<陶芸体験>

沖縄の守り神「シーサー」を作りました。

 

この日つくったシーサーは、こちらの窯で焼いてもらい、約1ヶ月後に自宅へ届きます。

 

<貝細工体験>

 

ネックレスやストラップなど、貝やビーズを組み合わせて自分や奥様へのプレゼントを作りました。

 

素敵な作品ができました。完成品を持って記念写真。

 

地元の方々と郷土料理(ジューシー、ゴーヤチャンプルー、中味汁など)を一緒に作りながら調理法を学びました。

 

地元の方と参加者の初めてとは思えないチームワークで、料理は手際よく完成。

 

その後、一緒に美味しくいただきました。特に「宮古島のゴーヤは苦くなくて美味しい」「これなら好きになれる」と好評でした。

 

宮古島市博物館、来間島、上比屋(ウィーピア)遺跡を、観光ボランティア下地さんが案内してくださいました。

 

移動中のバスの中でも、楽しく地元のお話をしてくださいました。日頃耳にすることがない宮古島独特の言葉、習慣、歴史などのお話にみなさん興味深く耳を傾けていました。

 

対岸一面に広がる真っ白な与那覇前浜ビーチが一望できる来間島の展望台。しかし風雨が強く、早めに退散して近くのお土産物屋で泡盛やアイスクリームを楽しみながらの雨宿りとなりました。

 

鬱蒼とした木々をくぐる小道を登り、昔の祭祀場の跡である上比屋(ウィーピア)遺跡へ。

 

小雨降る中の解説でしたが、独特の雰囲気の中、本土と異なる宮古島の儀式や習慣のお話に興味が集まりました。

 

宮古島の銘酒「多良川」酒造の工場見学。たくさんの巨大な酒樽が並び、泡盛の香りが漂っていました。

 

15年ものの泡盛を試飲させていただきました。とてもまろやかな味でした。

 

そのあとは、沖縄県では珍しい宮古島の温泉に入り、リフレッシュ。

 

地元女性により組織されている活動団体「さるかの会」のみなさまが、たくさんの美味しい郷土料理を作ってくださいました。

 

たいへんお世話になった「さるかの会」のみなさん。

 

宮古島では独特の酒の酌み交わし方があります。「オトーリ」と言って、まず“親”となった人が口上を述べた後、一人一人に泡盛を振舞って廻る飲みかたです。

通常”親”はひとりですが、交流会では”親”を3人として、みんなでオトーリを体験し交流を深めました。

体験交流でお世話になった三線の仲間先生にる沖縄民謡の歌と演奏。宮古島の風を感じることができたと、みなさん味わって聴いていました。

ツアー参加者の中にも楽器の上手な方がいらしたので、返礼に持参した楽器を披露していただきました。

最後は、地元の方も参加者も全員で島のおどり「クイチャー」を踊り、たいへん盛り上がりました。

第3日目(1月22日(火))脳活性化講座:自分で作成した旅の計画を実行

脳活性化プログラムとして、グループごとにツアー前に自分たちで計画した旅程に沿って、レンタカーを借りるなどの手配も自分たちで行い、2班に分かれて宮古島を巡りました。(旅程の一部をご紹介)

伊良部島へフェリーで渡ったグループもありました。

通り池、渡口の浜、下地空港飛行練習場など宮古島とは一味違う魅力も堪能できた様子です。

途中、ルートを外れてしまうハプニングもありました。

東辺安崎は風が強く歩くのが大変。

写っている塔の頂上まで登りました。

展望台への階段は100段もありましたが、みなさん余裕に見えました。

どのグループも、ほぼ予定どおりに計画した旅を実行できた様子です。この日は東急リゾートホテルへ宿泊。夕食はバイキングをいただきました。

第4日目(1月23日(水))終日フリータイム・モニターツアーインタビュー

最終日は、終日フリータイムで宮古島めぐりをしたり、ゴルフを楽しんだ方もいました。夕方くらいに空港へ集まっていただき、出発前にモニターツアーインタビューとして、今回のツアーについて、2グループに分かれご意見をいただきました。

 

日時: 2008年02月05日 09:27 | トラックバック (0)

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